私たち自転車部は1933(昭和8)の創部以来、自転車競技連盟の発足と今日まで続く各競技大会で重要な役割と実績を残しています。OB・OGの中にはオリンピック出場者、アジア大会の金メダリスト、プロ競輪選手、ヨーロッパのチームに参加する選手など自転車競技の世界で存在を示している方がいることは勿論、200名近い卒業生が全国各界で活躍しています。
自転車競技がヨーロッパのスポーツと考えられていた時代から今日では世界的に競技人口が増え、アジア・豪州及び米国での競技力も向上しています。弊部の中からも、卒業後世界を目指して活動を続ける者が出てきています。また自転車競技には科学的な側面があり、機材は日々進歩し練習法も体力とレースデータを活用するスポーツ科学的手法に変化を遂げています。
我々も最先端のノウハウ、機材の確保、指導法の導入を行い、分析と計画により高い成果を追求しています。男女選手は4年間これ等を会得し、各自の目標を追求することで、PDCAを回し仮説検証を繰り返し、練習と試合で成果を挙げる努力をしています。この経験は卒業後の社会生活でも良い効果を挙げる事につながります。
同時に、大学入学後に本格的に自転車競技を始めた者とっても、この事は素晴らしい結果をもたらしています。2009年の卒業生から10年間で17名が各地の進学校と系附属高校から様々な学部に入学し、自転車部に所属しています。高校時代にやっていたスポーツは陸上、サッカー、野球、アメフト、サイクリングなど様々です。17名の内インカレで3名が種目優勝、8名が入賞以上の成績を収めています。出身内訳は首都圏進学校から5名、地方進学校から7名、系附属高から5名、この内女子3名です。スポーツ推薦の入学者と比べて数と質ともに遜色ない数字です。
これは自転車競技が陸上や水泳等と同じく個人競技であることに起因すると考えられます。練習メニューは個人別であるため学生としての自由度は高く、各自の都合に合わせ最適・最効率の練習が可能となります。
この為にはマネージャー・トレーナー・メカニックの活躍も多いに必要で、サポートスタッフも役割を果たしながら部に貢献しています。
自転車部での活動はこれから一層成長し、強くなっていく楽しさがあります。選手としてだけでなく、マネージャー・トレーナー・メカニックとしてその過程に協力し、楽しみを分かち合うことも出来ます。
自転車部に興味をもっていただけましたら、是非一度ご連絡ください。私達は一緒に頑張り、楽しむ仲間をいつでも歓迎しています!
チーム体制
部長:井上 達彦(商学術院教授)
監督:塩原 正長
コーチ:鈴木 芳文、中田 真琴
臨時指導員:孫崎 大樹
主将:中野 大詞
主務:神村 泰輝
連絡先:wasedacycle@yahoo.co.jp